四月空の迷子
大手企業のエリートサラリーマンである黒瀬は、恋人を作らずセフレとライトな関係を続けていた。
そんな時、行きつけのバーで熊谷と名乗る男で出会う。熊谷は黒瀬のことを気に入り、2人は一夜を共にする。
深入りしない関係を好む黒瀬は、熊谷の好意を避けようとするが、ひょんなことから熊谷の家に一時的に居候する羽目になってしまう。
期間限定の2人暮らしに慣れた頃、1人のイタリア人リコがやってくる。熊谷の「もとよめ」と自称する彼は、熊谷のかつてのパートナーだった。
熊谷の幸せを願うリコと、リコを怖がる熊谷。2人の過去に見ないふりをしていた黒瀬に、ある日自分の過去を突きつけられる出来事が起こる。
それはかつて自分は異性愛者だと信じていた頃、自分を偽り結婚した妻が亡くなったという連絡だった。
大人になりきれない人たちのちょっとほろ苦くて、甘いラブストーリー。
熊谷と黒瀬、黒瀬とリコ、リコと熊谷。
それぞれが見つけた「家族の形」とは?
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