ノーマルニートな俺、家の勝手口の向こうの異世界で、欠食児童な勇者の孫のへなちょこ性別不明娘の相棒になりました

俺の名は祐太。
長年開かずの扉だった勝手口は、なんと『異世界』と繋がっていた!
そんなルンルン気分の異世界第一歩めに出会ってしまったのは、ハラヘリ美ショタ?な性別不明娘のルーテフィア。
欠食児童なこの娘に、餌付けしたりかまったりしつつ自然体で過ごしてたら… 
(相手が本当は性別♀男装っ娘ロリと気づかないまま)
 このボクっ子のルーのやつは、
 俺との日常を繰り広げているうちに、なんだか俺ちゃんへ、やけにどんどんなついてくるのだ。
 それもいつのまにか、なつき度合いは普通の友情から超えて…親友、はたや相棒、はたまた、それ以上の関係を、俺へと望むように…?
 ええい、お前は貴族っ娘だから家来にはなってやろうが、まあまて。お前の性別はいったい何なのだ!?
 しかし食い扶持がなければ、この子においしいごはんを食べさせてあげられない!斯くして俺たちは商売を始めてみた…のだが、
「あぁもう、主人公らしいことは全部まかせたッ」「よくわかんないけど大丈夫だよっ、ボクとゆうたは“こんび”だもんねっ!」
 並行して、ルーに色々あげたり買い与えたり不用品を譲ったりしていた祐太、するとルーはとんでもないものを生み出して…!
 異世界せどり品だけだったのが、ルーの生み出す自家製発明品を売り物に!
 そして、不遇だったこの相棒(ヒロイン)は家庭内でも家庭の外でも徐々に下克上を果たしていく。
 泣いたり笑顔になったりいそがしいルーのやつに、俺の灰色の人生も、急速に色を取り戻していく。

…だが、異世界情勢は不穏だった。

「ユウタ、この戦いが終わったらね、キミに、ボクの秘密…ボクのたいせつを、あげるから…////
 受け取って欲しいんだ!かならず、ぜったいに!」
 この娘の祖父が治める辺境領が、まさにその火薬庫だったのだ。
続発する事件、そして迫りくる脅威たる隣国。
この子を死なせたくない!
そんな思いで俺は悪あがきをする。
…大丈夫だ、この娘は才能と能力とスキルがとても高い。
あとはどんな敵とも器用に立ち回れる性能と、絶対とまでは行かなくてもそれを目指した装甲と火力、機動力、運動性のバランス!
そんなこんなで、しかしほぼこの娘が独力で完成させてしまった、俺のアイデアを元にそんな開発建造された武器は…
乗り込み型のロボットメカ兵器?!
 
 けれどこのロボット、案外つよかったんです。
 そこから番狂わせが始まったのだ…


(本編がまったり進捗なので、「イメージテキスト」として主役メカロボット・シミターのバトル戦闘パートの活躍を掲示しています!)
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