夜の秘鑰(ひやく)
第14回BL大賞 参加中!
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都が西から東に移り東帝時代と呼ばれるようになってしばらく、西洋文化が流れ込んだことで国は大いに発展していた。帝を頂点とした華族たちが世を治め、さらに西洋諸国に遅れを取るものかと陸軍や海軍が力を持ち始める。
そうした世を反映するように帝都には華やかな社交場が作られた。もっとも格式高いのは千代田のものだと言われる中、新宿にある新鳴館も人気を博しつつある。そんな新鳴館には“楼のほう”と呼ばれる妓楼があった。そこでは夜な夜な美しい添え花たちが快楽の夢を見せているという。
ある日、“楼のほう”に真面目で堅物な子爵家の次男・徳岡榮二朗が乗り込んだ。目的は兄と添え花を別れさせることで、相手は夜の蝶と呼ばれる人気者らしい。
「兄には許嫁がいる。結婚もする。二度と兄に会わないでほしい」
そう告げる榮二朗に夜の蝶がニィと笑う。
「かまいませんけど、代わりにあなたがわたしを買ってください」
ふざけるなと怒る榮二朗だが、夜の蝶が男だとわかり大いに驚いた。戸惑いながらも何度か顔を合わせるうちに夜の蝶に惹かれていく榮二朗。ところが夜の蝶・夜壱には性別以外にも秘密があり、さらに公爵家の跡取り・東一宮光顕とも何かしら関係があるようで……。
[真面目で堅物の子爵家次男 × 訳あり男娼 / BL / R18]
そうした世を反映するように帝都には華やかな社交場が作られた。もっとも格式高いのは千代田のものだと言われる中、新宿にある新鳴館も人気を博しつつある。そんな新鳴館には“楼のほう”と呼ばれる妓楼があった。そこでは夜な夜な美しい添え花たちが快楽の夢を見せているという。
ある日、“楼のほう”に真面目で堅物な子爵家の次男・徳岡榮二朗が乗り込んだ。目的は兄と添え花を別れさせることで、相手は夜の蝶と呼ばれる人気者らしい。
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ふざけるなと怒る榮二朗だが、夜の蝶が男だとわかり大いに驚いた。戸惑いながらも何度か顔を合わせるうちに夜の蝶に惹かれていく榮二朗。ところが夜の蝶・夜壱には性別以外にも秘密があり、さらに公爵家の跡取り・東一宮光顕とも何かしら関係があるようで……。
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