大江戸八百八町剣戟譚
深川元町にある裏長屋、甚介長屋に住まいする元御家人で今は浪人者の笹村彦七郎景親は心衛流剣術免許皆伝という凄腕の剣客である。その腕前を生かして商家や博徒などの用心棒を活計としていてそこそこの暮らしをしているし、偶には顔馴染みの町奉行所与力の頼みで捕物の手伝いなどもしている。貧乏暇なしの江戸の町で彦七郎の愛刀同田貫上野介二尺三寸五分が悪党を斬り伏せるのだった。
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