王妃失格と呼ばれた私を、敵国の王だけが抱きしめた

祖国では「王妃失格」と蔑まれ、夫である王にも見捨てられた元王妃。
敗戦の責任を押しつけられ、敵国へ贄のように差し出された彼女を待っていたのは、辱めではなかった。

冷酷無慈悲と恐れられる敵国の王は、怯える彼女を責めることなく、ただ静かに言う。
「お前は壊れていない。その国が、お前を壊れたことにしただけだ」と。

役立たずと呼ばれた知識も、笑えないことも、うまく愛されないことも。
敵国で初めて、彼女は“失格ではない自分”に出会っていく。

これは、奪われ続けた元王妃が、敵国の王の腕の中で自分の価値を取り戻し、
最後には祖国に最大の後悔を残す、救済と溺愛の恋愛ファンタジー。
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