灰色の夢
とある一人の男性が最愛の女性に出会い、殺人鬼になってしまうまでの半生。
※自サイト(『鏡水期会』)と小説家になろう様に載せていた短編を加筆修正したものです。
流血、グロ、カニバリズム等、猟奇的な内容となっております。ご注意ください。
小説家になろう様、ノベルバ様、ノベルアップ様にも載せています。
※自サイト(『鏡水期会』)と小説家になろう様に載せていた短編を加筆修正したものです。
流血、グロ、カニバリズム等、猟奇的な内容となっております。ご注意ください。
小説家になろう様、ノベルバ様、ノベルアップ様にも載せています。
あなたにおすすめの小説
我慢なんてしていませんわ。だって、面倒でしょう?
「クロエに子供ができた。準備が整い次第、離れで暮らすことになるからそのつもりでいてくれ」
普段ほとんど屋敷にいない夫が前触れもなく告げてきた言葉をきっかけに、レティシアは“三年間”の契約を終わらせることにした。
赤の他人を屋敷に迎えることはしない。
不要なものに感情を砕く理由などない。
「だって、面倒でしょう?」
不誠実な夫も、無意味な結婚も、
この際すべて切り捨ててしまいましょう。
余命一ヶ月の妻が死んでから後悔した夫は、彼女を溺愛する。けど、私に未練はない。
余命一ヶ月と告げられた侯爵夫人リュシア。
夫アルベリクは病気を信じず、愛人に子供を産ませるとまで言った。
「私は愛されていなかったんだ……」
そう思ったまま、リュシアは夫への想いを胸に死んだ。
けれど彼女の死後、アルベリクは初めて自分の本当の想いに気づく。
「どうして、もっと早く伝えなかったんだ……」
妻を失ってから、彼は彼女の肖像画を見つめ続ける。
――けれど、もうリュシアに未練はない。