ペンに願いを
祖父の法事で帰郷した大草美幸は、祖父の形見分けで万年筆を受け取った。
ペンケースには小さなメモが同封されており「このペンは、願いを叶える魔法のペンだ。文字にならない言葉の願いだけが叶う」という謎のメッセージが記されていた。
日常に戻った美幸は、会社内では閑職と呼ばれる部署に所属している。
優しく真面目だが、気弱で大人しく、物静かであまり人に強くものを言えない性格の美幸は、社内でもセクハラやモラハラに遭っていた。
セクハラに遭っている最中、同僚で同じく裏方の部署、情報システム部に所属する森林幸一に助けられたことをきっかけに、幸一に好意を抱き始める。
ふとペンのことを思い出した美幸は「明日晴れると良いな」「残業がありませんように」「今日でる新刊を買えますように」というささやかな願いを日記に書き始める。するとその願いが叶っていく。
願いが叶う不思議なペンと、内気で気弱なOL大草美幸が少しずつ幸せを掴んでいくハートフルラブコメです。
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