性別がわからない僕の気持ち


ー 詩のような 歌詞のような

言葉を並べた 唄が作りたかった

悲しいだけの世界じゃない

綺麗な世界があるって 言葉にしたかった

例え 苦しいだけで終わったとしても

僕の世界は こんなに素敵だったんだって

君に伝えたかった ー


僕の普通は誰かの異常で誰かの普通は僕の異常だ。
けれど、それは、いけないことなのか?
普通に生きることは、許されないことなのか?

ただ、それが普通として生まれただけ。
ただ、それを普通に生きてきただけ。

大勢の普通から外れた人は、否定されなければいけないのか?

拒絶を、受け入れねばならないのか?

そんな疑問を押し殺して生きるのが“社会”というなら、僕は未来に希望なんて持たない。
明日に夢を抱かない。

そんな世界なんて、僕はいらない。

だから、書くよ。

自分自身が、そんな世界の一部にならないように。

悲しい世界を作らないように。

僕は書くよ。僕のために。
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