馬人間ドラセナ 神様の勘違いで最強戦士が逆ケンタウロスに

「究極の人馬一体を」

 ウマリティ王国の最強戦士・モエ・ドゥ・ドラセナには夢があった。
 機能美を兼ね備えた最強馬である愛馬「トゥレネ」と自らの融合。

 ギリシャ神話の半人半馬族「ケンタウロス」に生まれ変わることであった。

「星降る夜に願えば、お前のその夢を叶えてやろう」

 夢枕に出てきた神は、そうドラセナに告げた。

 隣国の超大国・サロルド共和国がウマリティ王国に攻め込んできた夜。
 ドラセナは1人、融合儀式を城近くの放牧地で執り行う。

 儀式は順調に流星がドラセナに向かって降り注ぎ、眩い光が包み込み。
 儀式は成功。
 そう思ったドラセナだったが……

 なんと、誕生したのは、上半身が馬、下半身が人間という馬人間。
 神様はケンタウロスの姿について勘違いをしていたのだ。

 ドラセナは、言葉も力も失い、魔物として城中の兵から追われる。

 さらには超大国サロルド軍が、ウマリティ王国の本拠地「ローレンス城」近くにも押し寄せてきた。

 大ピンチとなる中、異形の姿となったドラセナは、果たしてこの危機をくぐり抜けられることができるのか?
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