ボンクラ婚約者の愛人でぶりっ子な悪役令嬢が雇った殺し屋に、何故か溺愛されていました

「分かった。アンタを殺すのはやめよう。」

 思わぬ言葉を発する男に、私はとても戸惑いました。

「貴方、ドロシー嬢の放った刺客なのでしょう?そのようなことできっこないわ。」

 もう自暴自棄になっても致し方ないほどに理解が追いつかない状況なのです。

「できるさ。俺はアンタを気に入ったから、あの女の依頼はキャンセルだ。」



 婚約者である公爵令息ジョシュア様に色目を使うドロシー伯爵令嬢。
 日々蔑ろにされていても私はジョシュア様をお慕いしているフリをしなければならないのです。

 でももう日々の演技にもいい加減疲れてまいりました。

 そんな時に私が邪魔になったドロシー嬢は刺客を放ったのです。

*作者の好きなザマアと婚約破棄ものです。

 今回は家族から大切に溺愛されている箱入り令嬢のお話にしてみました。



『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも掲載中です。



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