【完結】今さら娘だと言われても、もう遅い。
「ああ、そなたは我がリント伯爵家の娘だ。間違いない!…やっと、やっと会う事が出来た…ずっと、ずっと捜していたんだよ…良かった、本当に良かった…ルミエル卿、その子を返して頂けるか?」
聖女御披露目と王太子との婚約発表の場で、まるで今まで私を捜していた様な振りをし、涙も出ていないのにない嘘泣きをしているリント伯爵を私は冷めた目で見ていた。
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