裏公務の神様事件簿 ─神様のバディはじめました─

20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。

相次ぐ河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。
全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──まるで、時代が巻き戻ってしまったかのような貧困生活を余儀なくされていた。

クビにならないと言われていた公務員をクビになり、謎の力に目覚めた主人公はある日突然神様に出会う。


「そなたといたら、何か面白いことがあるのか?」

自分への問いかけと思わず適当に答えたが、それよって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、秘匿された存在の【裏公務員】として仕事をする事になった。


「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」
「勘弁してくれ」

そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。
優しさと悲しさと、切なさと暖かさ…そして心の中に大切な何かが生まれる物語。


※BLに見える表現がありますがBLではありません。
※現在一話から改稿中。毎日近況ノートにご報告しておりますので是非また一話からご覧ください♪
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