マスターズ・リーグ ~傭兵王シリルの剣~
「……あの子を、シリルの事を頼めるか? ……」
騎士王ボードワンが天使の凶刃に倒れた際、彼は実の息子である王子たちの行く末を案じたのではなく、その後の人類に憂いて、精霊王に「いわくつきの子」を託した。
その名はシリル、名前だけで苗字の無い子。そして騎士王が密かに育てようとしていた子。再び天使が地上人絶滅を目的に攻めて来た際に、彼が生きとし生ける者全ての希望の光となるようにと。
この物語は、剣技にも魔術にもまるで秀でていない「どん底シリル」が、栄光の剣を持って地上に光を与える英雄物語である。
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◆ どん底シリル登場
◆ よろずやシリル開店
◆ 閑話休題編1
◆ 使徒事件編
◆ 閑話休題編2
◆ 「母上」そして「おかあちゃん」編
◆ 閑話休題編3
◆ ダンまち(ダンジョンで待ち伏せされた)編
◆ 獣の数字編
◆ いじめの果てに 編
◆ 閑話休題編4
◆ 第一部終章 「さようなら」編
◆ 第一部エピローグ
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