婚約者の馬鹿王子を立てろと言われたので、私はそれ以上の馬鹿になります!

「わたしぃ、殿下と陛下に言われてぇ、反省したんです。これからはあ、殿下を立てて、立てて、立てまくっちゃいます!」
 てへ☆ とやると、お相手はなんともいえない引きつった笑顔を浮かべ、それから困ったように肩をすくめました。
 大変ですね、という顔をされた。
 ええ、大変なんですよ。
(別アカに出していた話のリサイクルです)
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