世界を捨てる、5年前 〜虐げられた聖女と青年の手紙〜
9歳の時に神殿に連れてこられた聖女は、家族から引き離され神に祈りを捧げて生きている。
孤独を抱えた聖女の元に、神への祈りの最中、一通の手紙が届く。不思議な男からの手紙。それは5年に渡る、彼女と彼の手紙のやり取りの始まり。
世界を超えて届く手紙は、別の世界からの手紙のようだ。
交わすやりとりの中で愛を育んでいき、そして男は言う。
必ず、助けに行くと。
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こんなに美しいな「月がきれいですね」を初めて見ました。
喜びも悲しみも全部まるごと受け止めて今がある、そんな台詞ですね
!
全体的にしっとりとして美雨ちゃんサイドは雨かしとしと降るような、月人くんサイドは雪がしんしんと静かに積もっていく雰囲気がすごく好きです。
完結お疲れさまでした、素敵な話を読ませていただきたいてありがとうございました。
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とても、胸に込み上げるものがあって、良かったです。
理不尽な理由で異世界という未知の場所に拉致されたとと同然な状況におかれた人が、恨み憎悪を抱いたとしても、無理からぬことです。
そんな中、それすら突き抜けて誰かの幸せを願えるのは、きっとそれまでの女性が、家族に確かに愛されて育ったことの証左なのだと思います。
ちょっとだけ、私はその女性のそれまでの環境が羨ましく思いました。
物事が、いつもプラスだけじゃないし、マイナスだってやって来るものだろうけど、やっぱり最後に人を変えて行くのは、人なんだろうと思います。
人は人との関わりあいの中で、成長して変わって行く。
そう感じて、良かったです。
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