花の散る登廊で剣舞を。

 第二級王族紫武官の令嬢として産まれたユラは、幼き頃の火事で顔の左半分を失った双子の兄に代わり、子息ユシンとして生きてきた。

 現王暦十九年、次の王のための親衛隊『桜瓏』の王命が出された。『桜瓏』の教えでは、王族子息が身分を超えて寝食や勉学を共にする。王族子息のユシンとして生きるユラも例外ではなかった。

 ユラは大きな秘密を抱えたまま、立派な『桜瓏』となるために勉学に励むが、それは試練の連続だった。
24h.ポイント 0pt
0
小説 219,473 位 / 219,473件 ファンタジー 50,863 位 / 50,863件

あなたにおすすめの小説

旦那様、彼は仕事において必要不可欠なパートナーなのです

ましゅぺちーの
恋愛
伯爵夫人フルールは、夫である伯爵と愛人の秘書に長年頭を悩ませていた。 何度夫に苦言を呈しても「彼女は仕事において必要不可欠なパートナーだから」と一切聞く耳を持たない。 困り果てていたそのとき、彼女は突然前世の記憶を取り戻した。 このままだと夫と愛人の真実の愛の犠牲になってしまう。 それだけは御免だ。 結婚五年目にして、彼女はようやく夫を見限り、新たな事業を立ち上げた。 そして事業を成功させたフルールの隣には、いつも同じ男が立っていた。 その男は誰なのかと問い詰める夫に、フルールはニッコリ笑って言った。 「彼は仕事において必要不可欠なパートナーなのです」と。

後悔?勝手にすればよろしくて? ―蔑まれた首振り令嬢は、裏切りの婚約者へ優美に微笑む―

望月 或
恋愛
バセロルト公爵家の長女アーベリアに、王城から書簡が届いた。 それは、ユグドール王国の王太子ライラックとの婚約の打診だった。 昔からライラックとの婚約を望み、ずっと夢見ていたアーベリアは、その話に二つ返事で承諾する。 そしてアーベリアは、護衛役である弟のイグニスと共に王城へと向かう。 しかしそこは、王妃が牛耳る『魔の巣窟』だったのだ。 自分の息子を溺愛する王妃は、婚約者になったアーベリアを城から追い出そうと画策する。 そのうえ、ライラックと親密な関係を匂わせる伯爵令嬢のジューンメリーも現れ、ライラックはつねに彼女と一緒にいるようになる。 一週間に一度のアーベリアとライラックのお茶会にも、ジューンメリーを参加させる始末で。 それでもアーベリアは、ライラックの婚約者であるために耐え忍いでいた。 そんな彼女に、ライラックが「今度のパーティーのパートナーはジューンメリーにするよ」と告げてきて――?

「あなたのことは、もう忘れました」

まさき
恋愛
試験前夜、親友が私の十年を盗んだ。 笑顔で。優しい言葉と共に。 私は泣かなかった。怒らなかった。ただ静かに王都を去って、一人で成り上がることにした。 やがて辺境から王都へ、私の噂が届き始める頃——かつての親友が、私の前に現れた。 後悔しても、もう遅い。

それは、最低の求婚だった。

あんど もあ
ファンタジー
三十歳年上の男の後妻として結婚させられた姉は、夜会で再会した妹に哀れな女とあざ笑われる。 そう、それは最低な縁談のはずだったから……。

愛を知った私は、もう二度と跪きません

阿里
恋愛
泥だらけのドレス、冷え切った食事、終わりのない書類仕事。 家族のために尽くしてきたエカテリーナに返されたのは、あまりにも残酷な追放宣告だった。 「呪われた男にでも喰われてこい」 そう笑って送り出した彼らは知らなかった。辺境伯ゼノスが、誰よりも強く、美しく、そして執着心が強い男だということを。 彼の手によって「価値ある女」へと生まれ変わったエカテリーナ。 その輝きに目が眩み、後悔して這いつくばる元家族たち。 「エカテリーナ様、どうかお助けを!」 かつて私を虐げた人たちの悲鳴を聞きながら、私は最愛の夫の腕の中で、静かに微笑む。

大人しい令嬢は怒りません。ただ二年間、準備していただけです。――婚約解消の申請が受理されましたので、失礼いたします

柴田はつみ
恋愛
婚約者に、誕生日を忘れられた。 正確には、忘れられたわけではない。 エドワード・ヴァルト公爵はちゃんと覚えていた。 記念のディナーも、予約していた。 薔薇だって、一輪、用意していた。 ただ――幼馴染のクロエ・アンセル伯爵令嬢から使いが来た瞬間、全部置いて行ってしまっただけだ。 「すぐ戻る」 彼が戻ったのは、三時間後だった。 蝋燭は溶け切り、料理は冷え、ワインは乾いていた。 それでもリーゼロッテ・フォン・アルテンベルクは、笑顔で座って待っていた。 「ええ、大丈夫でございます。お気遣いなく」 完璧な微笑みで、完璧にそう言った。

「お前を愛する事はない」を信じたので

あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」 お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。

死を選んだ花嫁

六軒さくみ(咲海)
恋愛
なろうにも掲載しています。