宝石(星)の系譜 〜50年前に遭難した伝説の探査船を見つけたら、17歳の祖母が船長として居座っていた件。未知の惑星を巡る異世界航海録~
宝石(星)の系譜
読み:ほし
環境破壊と異常気象により、人類は地球を捨て――星々の海へ旅立った。
それから四世紀。
地球は“再生の星”として封鎖され、人類は巨大人工都市群で暮らす時代へと移り変わった。
――プロローグから五〇年後。
時はL.C.(ロスト・センチュリー)四七七年。異銀河探索船ルミナール号の船長ルビィ・デズモンドは一九歳。
宇宙探索学校を首席で卒業し、士官学校に籍を置く彼女には、誰にも言えない秘密があった。五〇年前、初の異銀河探索ミッション中に行方不明となった伝説の船長――ダイヤ・デズモンド。
彼女はルビィの祖母である。ルビィは副長・清水結依、そして身体の分離行動すら可能なアンドロイド・アストラと共に、
五〇年ぶりとなるアデーロス第三銀河探索へ向かう。
祖母が辿り着けなかった場所へ、今度こそ到達するために。だが航行中、偶然“救助信号”を受信する。
発信源は、消息を絶った旧式探索船――ルミナス号。
半世紀もの間、宇宙を漂っていたはずの船だった。そして、そこで彼女たちは“生存者三名”と対面する。
その中の一人を見た瞬間、ルビィは息を呑む。一七歳の少女。
だが、その名は――ダイヤ・デズモンド。孫娘が一九歳で、祖母が一七歳。
時間を越えた再会は、常識を揺さぶり、運命を狂わせていく。この奇妙な出会いをきっかけに、六人の旅は加速する。
未知の惑星、惑星移住計画、そして……五〇年の時間のズレ。
すべては“宝石(星)の系譜”に連なる者たちが背負う、避けられない宿命だった。ルミナール号が降り立つのは、一筋縄ではいかない未知の惑星たち。
訪れる星ごとに異なる生態系、独自の文明、そして新たな謎――。
これは、『宇宙版異世界巡り』
異銀河探索船ルミナール号は、数々の未知なる惑星へ挑む。驚きと興奮に満ちた大冒険が幕を開ける。
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