子作りのために契約結婚したはずの公爵様、私を抱かなくて大丈夫ですか? 〜十年越しの本命がいるそうですが〜
家族に恵まれなかった前世とは打って変わり、転生先で愛情深い家族に囲まれて育ったイリス・クローネ。
事故で借金を負った家族のため、父より年上の富豪との結婚を決意する。
そんな時、かつての同級生ジェイド・ラディエール公爵と再会する。
いまだ独身のジェイドは、イリスに契約結婚を持ちかけてきた。
「僕にもいい加減、跡継ぎが必要でね」
「でも……ジェイドは私のことが嫌いだったよね?」
戸惑いながらも結婚を受け入れるしかないイリス。
結婚生活は案外楽しくて、不器用な優しさも感じる日々だった。
ただし一つ、問題がある。
子供が必要だと言ったはずのジェイドが、決してイリスを抱こうとしないのだ。
最後の一線を越える以外のことはしているのに……。
嫌われているから?
それとも、十年経っても忘れられないという、本命がいるから?
十年以上片想いし続けている天邪鬼なヒーロー×嫌われていてもあんまり気にしてないのんびりヒロイン。
もちろんハッピーエンドです。
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