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【短編集】こども病院の日常
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
終末まであと6時間。私は娘を保育園に迎えに行き、スーパーを買い占め、自衛官の夫が守る街へ家族四人で辿り着いた
ゾンビに噛まれて死んだ私は、終末の日の朝に戻っていた。
会社へ向かうエレベーターの中。スマホの表示は、4月12日、9時01分。
世界が壊れはじめるのは15時。残りは、6時間しかない。
前の時、義母と弟と4歳の娘は、最初の何日かでいなくなった。
次の階で降りて、電話を四本かける。
保育園には「今から迎えに行きます」。義母には米と油を、卒論を抱えた弟にはスコップと野菜の種を頼んだ。自分はネットスーパーを三店に分けて注文し、カートが3台になるまで売り場を回る。
演習中で連絡のつかない自衛官の夫には、メッセージを一通だけ。
「必ず探しに来て」
15時。終末は、1分も遅れずに来た。
タワーマンションの28階で、私と娘、義母、弟の四人は扉を閉ざす。
電気が止まり、水が止まる。壁の向こうからは、隣の部屋の物音が聞こえてくる。
夫からの返信はない。既読さえつかない。
前世で見た2年分の記憶と、6時間で買い集めた箱の山。
それを使い切ってでも、今度はこの四人を一人も欠けさせない。
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この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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