闇堕ち令嬢シンシア ~死に戻り少女は、死なないことにした~
公爵令嬢シンシアは『死に戻り』だった。
何度もバッドエンドを迎え、7歳からやり直し、少しずつハッピーエンドを目指していた。
そうして12回目のやり直しで。シンシアはとうとう婚約者である王太子と結ばれ、ハッピーエンドにたどり着いたのだった。
使命を果たし、国を栄えさせ、孫やひ孫たちに囲まれての大往生。誰にも文句を言わせない、幸せな結末のはずだった。
だというのに。
気づいたら、シンシアはまた7歳の時点に戻っていた。
ハッピーエンドを迎えてもダメだったシンシアは決意する。どんな結末でも死に戻ってしまうなら――人としての自分を捨て、不老不死になるしかないと。
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