「錆びた鐘みたいな声でも、私が歌う理由。 ――変わるつもりはなかったのに、気づけば全部選んでた」
錆びた鐘みたいな声だと、ずっと思っていた。
だから、人前で歌うことになる人生を歩むなんて全く考えてなかったし、
誰かの特別になれるとも思っていなかった。
——そもそも私は、そういう「好き」がよく分からない。
けれど。
理想の声を探していたバンドの中で、
たったひとりだけ、私の声をまっすぐに選んだ人がいた。
「歌ってみればいい」
その言葉に背中を押されて、私は歌い始める。
はじめはただのきっかけだったはずなのに、
気づけば歌うことも、その人の隣にいることも、
どちらも譲れないものになっていた。
変わるつもりなんてなかったのに。
これは、錆びた鐘みたいな声の私が、
自分の意思で「選ぶ」ようになるまでの物語。
★ハッピーエンド至上主義★
途中はなんやかんやありますが、絶対にハッピーな方へ進んでいきます!
なぜなら筆者がハッピーエンドが大好きだから!
逆ハーまではいきませんが、みんなに愛されながら、みんなを振り回しながら、成長していくようであんまり成長していない?そんな物語をお楽しみください!!
「矛盾してたっていいじゃない!成長しなくたっていいじゃない!みんな幸せになれー!!!」
【主要登場人物】
② 市古 陽(いちこ はる)
②水瀬 雪(みなせ ゆき)
バンドのベース担当
③ 林森 潤也(はやしもり じゅんや) :J
バンドのギター担当
④ 瓜生 政宗(うりゅう まさむね):マサムネ
バンドのキーボード担当
⑤ 千早 海翔(ちはや かいと):カイト
バンとのドラム担当
⑥ 瀬良和沙(せらかずさ):Jの彼女
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