陰陽師の娘
時は乱世。京は応仁の乱ですっかり荒れ果て、日本各地で武将たちが戦を繰り返している永禄3年(1560
年)。
勧修寺晴豊は17歳。公家と武家の両方の血を引く彼は、山深き若狭国(福井県大飯郡)に足を踏み入れていた。
政略結婚の相手――かの安倍晴明の末裔である、土御門家の姫に会うために。
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