オタク姫 ~100年の恋~

 間違った方向に高校デビューを果たしてしまい、みんなから、姫と崇められるようになってしまった朝霞(あさか)。

 朝霞は実は、ゲームオタクなのだが。
 眠るたび、まだやっていない乙女ゲームの世界に入り込むようになってしまう。

 その夢の中では、高校の先輩で、朝霞とはあまり接点のないイケメン、十文字晴(じゅうもんじ はる)が、何故か王子様として登場するのだが。

 朝霞が王子の呪いを解くと、王子は文句を言い出した。

「どうしてくれるっ。
 お前が呪いを解いたせいで、お前を100年愛する呪いがかかってしまったじゃないかっ」

「いや~。
 どうしてくれるって言ってる時点で、なんにもかかってないですよね~……?」


(「小説になろう」などにも掲載しています)
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