同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました

「同窓会っていうか、クラス会なのに、知らない人が隣にいる……」

 クラス会に参加しためぐるは、隣に座ったイケメンにまったく覚えがなく、動揺していた。

 だが、みんなは彼と楽しそうに話している。

 いや、この人、誰なんですか――っ!?

 スランプ中の天才棋士VS元天才パティシエール。

「へえー、同窓会で再会したのがはじまりなの?」
「いや、そこで、初めて出会ったんですよ」

「同窓会なのに……?」

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