旅を終えた勇者一行の元神官は、騎士様に裏切られたのでもう一度旅に出る。
「私の結婚式の執り行いを神官である貴殿にお任せしたいと思っています」
勇者一行の騎士カインに純潔を捧げた勇者一行の神官リーゼは神官という位を返納するために神殿へと訪れていた。
祭壇の前に立ち、リーゼが神に懺悔をしていると王女マリアが護衛や侍従を連れてやってきて厳かに告げてきた。
「私と騎士カインは、凱旋祝賀式典が行われるめでたき日に結婚いたします」
「騎士カインは勇者一行が救いの旅から帰還した日、私の父エルディース王に直接、私と結婚したい旨をお話しされました」
ただでさえリーゼは事実を受け入れたくないのに王女マリアは次々と耳を塞ぎたくなるようなことを告げてくる。
聖職者にとって純潔を捧げるという行為は今まで仕えてきた神に背くことと同意だ。
あなただから──カインだからあげたのに。
「嘘つき」
リーゼは思い出の上書きの旅に出ることにした。
執着イケメン騎士×高潔美人元神官
※BL作品です
※注意書きなしにR18に入ります。
ムーンライトノベルスで先行して配信しています。
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