王に激怒して旦那様とも離縁しました。もう自己中心的な国なんて知りません
公爵夫人オルテンシアは、王国の財政管理から領地経営までを一身に背負い、激務をこなしてきた。
しかし無能で傲慢な国王アダルベルトは、贅沢のツケをすべてオルテンシアに押し付け、あまつさえ寵妃の我が儘のために彼女の生家を侮辱する。
夫の公爵オルドリッチもまた、保身のために国王へ媚びへつらい、妻の尊厳を踏みにじった。
「これ以上、あなた方の尻拭いをする義理はありません」
激怒したオルテンシアは離縁状を叩きつけ、すべての実務と管理権限を放り出して国境を越える。
彼女を温かく迎えたのは、かつて彼女の手腕を高く評価していた隣国の大公カシアンだった。
オルテンシアを失った王国が急速に崩壊へ向かう中、元夫と国王は身勝手な復縁と帰還を要求してくる。
だが、その傲慢な要求を叩き潰す、誰もが予想しなかった衝撃の真実が明かされる。
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