異世界で、お母さんのレシピを届けます。~父と娘のカフェ日記~
母・遥が亡くなって3年。中学1年生になった白川燈(あかり)は、働き詰めで限界を迎えていた父を助けてほしいと、母の墓前で必死に祈りを捧げる。 すると甘酸っぱいレモンの香りと眩しい光に包まれ、気がつくと見知らぬ深い森の中へ――空には、二つの月が浮かんでいた。
元の世界に戻れるかは分からない。けれど、母の言葉と特製レモンのパウンドケーキが燈に勇気をくれる。 「お父さんの笑顔を取り戻すんだから!」 元パティシエの母のレシピを胸に、父娘ふたりで歩み出す、心温まる異世界再生ファンタジー。
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