Beyond the Soul ~魂の彼方へ~ ライトノベルリファイン

――朝は、まだ来なかった。

空の色は夜の続きをしていた。
けれど、少女たちの胸の奥には確かに“始まり”の光があった。

あんずとありさ――二人の少女。
日常の中に潜む静かな恐怖。
「人が“喰われる”のを見た」と泣いた親友の言葉が、
やがて二人の運命を変えてゆく。

信じること、疑うこと。
その狭間で、少女たちは“命”を見つめなおす。

警官の死。
闇に潜む“サイレント”。
そして、龍を背負う男との出会い。

ありさは受け継ぐ。
人間としての誇りと、亡き者の意思を――。

それが“邪滅聖魂”と呼ばれる銃の力。
血と涙の夜を越えて、少女は誓う。

「――もう、誰も失わない。」

夜はまだ明けない。
だが、確かに“夜明け”の匂いがした。
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