熱視線

「埜田響也《のだきょうや》です。よろしく」
「は、長谷部真音《はせべまお》です。よろしくっ」
 はあぁ、緊張するー。めちゃ緊張するー。まさか、埜田響也くんの隣の席になれるなんて!
 風光る春。最高潮の胸の高鳴りを持て余す。
 奇跡的に同じクラスになれた途端に、一年の時からずっと見つめ続けてきた人とお隣さんになれました。
【方言男子&方言女子のほのぼの恋物語】
『キミとふたり、ときはの恋。』の舞台、祥徳学園の京都校が舞台です。

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