神様だった人を、好きになってしまった話
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そんな吉田静の世界を変えたのは、一冊の小説だった。
作者は、同じ学校に通う東雲葉月。
繊細で不安定で、けれど物語を書くことでしか自分を保てない少年。
読者と作家として始まった関係は、やがて“ふり”をしたままの感情を抱え込み、すれ違っていく。
それでも、言葉に救われた二人は、もう一度向き合うことを選ぶ。
――これは、神様だと思っていた誰かを、ただの人間として好きになってしまった話。
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