幼い頃、将来を約束した女の子と再会したら、俺に懐く小悪魔な後輩ギャルが曇り始めた
「へへっ、引っかかってや〜んの♡」
いつも俺をからかってくる、小悪魔な後輩ギャル――朝比奈愛羽(あさひな・いつは)。
見た目も、仕草も、話し方も、すべてが俺の好みど真ん中。
ときどき心を読んでいるのかと思うほど俺の考えを言い当ててくる彼女は、まるで俺が書いているラブコメ小説から飛び出してきた、理想のヒロインだった。
そんな俺――高校二年生の昼咲瑛太(ひるさき・えいた)は、趣味でWEB小説を書いている。
まだ読者は少ない。
それでも、投稿するたびに欠かさず読んでくれる熱心な読者に支えられながら、俺は毎日物語を書き続けていた。
そして、こんな俺にも――ラブコメの主人公みたいに、幼い頃に将来を約束した女の子がいる。
いつか俺の小説がアニメになったら、声優として一緒に作品を作ろう。
顔も名前も忘れてしまった彼女と交わした、遠い日の約束。
そんなある日、俺は約束の女の子と再会する。
ところが、彼女と距離を縮めるにつれて、なぜか朝比奈の様子がおかしくなっていく。
「先輩なんか好きじゃありません」
「先輩とは、ただの友達です」
そう言っていたはずなのに。
どうして朝比奈は、今にも泣き出しそうな顔で俺を見つめてくるんだ?
約束の少女と、小悪魔な後輩ギャル。
物語よりも複雑で、すれ違いばかりの恋が動き始める。
果たして、俺が最後に結ばれるのは――。
いつも俺をからかってくる、小悪魔な後輩ギャル――朝比奈愛羽(あさひな・いつは)。
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