好きだけど、一緒にはなれません!! 転生した悪役令嬢は逃げたいけれど、溺愛してくる辺境伯令息は束縛して逃がしてくれそうにありません。

辺境伯の屋敷でメイドをしているアメリ。地枯れという呪術により、その土地から離れられない運命を背負っていた。
ある日、ずっと好きだった雇い主の令息であるシメオンを体を張って守ったことで、アメリは大怪我をする。
そして、怪我の治療で臥せっているあいだにアメリは自分の前世を思い出す。そして、目覚めた時にハッキリと自覚した。

私は乙女ゲームの中に転生している!!

しかも自分はとある伯爵の娘であり、後に現れるゲームのヒロインをいじめるライバル悪役令嬢であった。

そして、もしもヒロインがシメオンルートに入ると自分が断罪されると気づく。

アメリは断罪を避けるべく、ヒロインが現れたら潔く身を引くことを決意する。

そんな中、ついにヒロインが現れシメオンに興味をもつようになり……
だが、シメオンは何故かアメリに執着しアメリに対する好意を隠そうともしない。そんなシメオンにアメリは困惑するのだった。

アメリは断罪を避け呪術から解放され幸せになれるのか?! 運命に抗う悪役令嬢のラブストーリー。
24h.ポイント 646pt
2,412
小説 1,736 位 / 187,518件 恋愛 839 位 / 56,791件

あなたにおすすめの小説

「もう遅い!」・・・と言う気はありませんが、皆様、何がいけなかったのかちゃんと理解してますか?でないとまた同じ結果になってしまいますよ?

***あかしえ
恋愛
持って生まれた異能のせいで聖女と呼ばれ、王太子殿下の婚約者となっていましたが、 真の聖女は妹だったとか、その妹を虐めていたとか、 不特定多数の男性といかがわしい関係だったとか・・・事実無根な叱責を受け、 婚約破棄の末に国外追放されたのも昔のことです。 今はもう、私は愛しのマイダーリンを見つけて幸せになっていますから! 今更ではありますが・・・きちんと自らの罪を受け入れて、 あの時どうするべきだったのか、これからどうするべきなのかを分かっているのであれば、 皆さんをお助けするのは吝かではありませんよ?

国王陛下に不敬を働いた責任を取って公爵家から追放されることになりましたけど、全部計画通りです。

田太 優
恋愛
婚約者である王太子殿下が男爵令嬢に浮気した。 公爵令嬢の私としては見過ごすことができず、男爵令嬢にある取引を持ち掛けた。 これはみんなにとって幸せになる方法。 身分差のある恋を叶えるためには、この方法しかないのだから。

私、異世界で獣人になりました!

星宮歌
恋愛
 昔から、人とは違うことを自覚していた。  人としておかしいと思えるほどの身体能力。  視力も聴力も嗅覚も、人間とは思えないほどのもの。  早く、早くといつだって体を動かしたくて仕方のない日々。  ただ、だからこそ、私は異端として、家族からも、他の人達からも嫌われていた。  『化け物』という言葉だけが、私を指す呼び名。本当の名前なんて、一度だって呼ばれた記憶はない。  妹が居て、弟が居て……しかし、彼らと私が、まともに話したことは一度もない。  父親や母親という存在は、衣食住さえ与えておけば、後は何もしないで無視すれば良いとでも思ったのか、昔、罵られた記憶以外で話した記憶はない。  どこに行っても、異端を見る目、目、目。孤独で、安らぎなどどこにもないその世界で、私は、ある日、原因不明の病に陥った。 『動きたい、走りたい』  それなのに、皆、安静にするようにとしか言わない。それが、私を拘束する口実でもあったから。 『外に、出たい……』  病院という名の牢獄。どんなにもがいても、そこから抜け出すことは許されない。  私が苦しんでいても、誰も手を差し伸べてはくれない。 『助、けて……』  救いを求めながら、病に侵された体は衰弱して、そのまま……………。 「ほぎゃあ、おぎゃあっ」  目が覚めると、私は、赤子になっていた。しかも……。 「まぁ、可愛らしい豹の獣人ですわねぇ」  聞いたことのないはずの言葉で告げられた内容。  どうやら私は、異世界に転生したらしかった。 以前、片翼シリーズとして書いていたその設定を、ある程度取り入れながら、ちょっと違う世界を書いております。 言うなれば、『新片翼シリーズ』です。 それでは、どうぞ!

今日で都合の良い嫁は辞めます!後は家族で仲良くしてください!

ユウ
恋愛
三年前、夫の願いにより義両親との同居を求められた私はは悩みながらも同意した。 苦労すると周りから止められながらも受け入れたけれど、待っていたのは我慢を強いられる日々だった。 それでもなんとななれ始めたのだが、 目下の悩みは子供がなかなか授からない事だった。 そんなある日、義姉が里帰りをするようになり、生活は一変した。 義姉は子供を私に預け、育児を丸投げをするようになった。 仕事と家事と育児すべてをこなすのが困難になった夫に助けを求めるも。 「子供一人ぐらい楽勝だろ」 夫はリサに残酷な事を言葉を投げ。 「家族なんだから助けてあげないと」 「家族なんだから助けあうべきだ」 夫のみならず、義両親までもリサの味方をすることなく行動はエスカレートする。 「仕事を少し休んでくれる?娘が旅行にいきたいそうだから」 「あの子は大変なんだ」 「母親ならできて当然よ」 シンパシー家は私が黙っていることをいいことに育児をすべて丸投げさせ、義姉を大事にするあまり家族の団欒から外され、我慢できなくなり夫と口論となる。 その末に。 「母性がなさすぎるよ!家族なんだから協力すべきだろ」 この言葉でもう無理だと思った私は決断をした。

烙印を理由に婚約破棄。その結果ステータスALL1000の魔導師になりまして

流雲青人
ファンタジー
生まれながらに魔力を一切持たずに生まれたエデンは直ぐに跡取り失格の烙印を押されてしまう。幼い頃は気にしなかった烙印だが、成長していくのにつれ次第にその烙印を気にするようになっていく。性格も暗くなり、笑顔を見せなくなったエデンだったが婚約者が出来、エデンの人生は大きく変わった。 だがある日突然その悲劇は起こった。 「君との婚約を取り消したい」 婚約者からまさかの婚約破棄 その悲しさのあまり、エデンに本来目覚める筈のなかった魔力が目覚める。しかしそれは平均ステータスの300を大きく上回る、ALL1000のステータスだった。 こうして最強の力を手に入れたエデンは家を飛び出し、のんびり自由に生きていく……筈だった。 という物語。 題名変更しました 題名について考えてくれた皆さん、本当にありがとうございましたm(*_ _)m ※3月24日、完結しました

平凡サラリーマン、雷に打たれて異世界魔王に転生す~人類への復讐とモンスター解放の壮大なる叙事詩~

芸州天邪鬼久時
ファンタジー
佐藤健一は27歳、都会の喧騒と孤独に埋もれる平凡なサラリーマンだった。ある雨の日、仕事帰りに雷に打たれ、命を落としてしまう。目を覚ますと、彼は異世界の広大な草原に立っていた。彼の目の前には、中世の貴族のような衣装をまとった一人の男性が立っていた。その男は、自らをかつての魔王、ゼファーと名乗り、健一に驚くべき事実を告げる。 「私はこの世界のかつての魔王だ。君の魂は特別な力を持っている。私は君を次なる魔王として選んだ。」 ゼファーは続けて、自分の領地がかつてどれほど広大で平和な場所だったかを語った。そこではモンスターたちが人間と共存し、平和に暮らしていた。しかし、人間たちが科学技術を駆使し、銃や大砲、核兵器を使って魔王の領地を滅茶苦茶にし、モンスターたちを奴隷にしたという。ゼファーは人間の武器の前に屈し、最終的には命を落とした。 死んだ後もゼファーの魂はこの悲惨な状況を見続け、誰かがこの地獄を終わらせてくれることを切望していた。彼は健一に言う。 「君に領土を取り返してくれとは言わない。ただ、すべての捕らわれているモンスターたちを解放してほしい。それができたら、君を元の世界に返そう。」 健一は快諾する。彼はもともと人間嫌いであり、人間社会に失望していた。彼にとって、この異世界での使命は、人間への憎悪を晴らすための新たな機会だった。 新たに魔王の力を手に入れた健一は、ゼファーの遺志を継ぎ、異世界の平和を取り戻すための旅に出る。彼の旅には、奴隷から解放された多くのモンスターたちが同行する。彼らは健一を新たな魔王として認め、共に戦うことを誓った。 健一は冷酷な決意を胸に、人間たちに立ち向かう覚悟を決めた。彼の目には、かつての弱さや迷いはなく、ただ一つの目的に向かって進む強い意志だけが宿っていた。女子供であれ、悪人は容赦なく倒す冷徹な戦士となり、彼は異世界での戦いに挑む。 「魔王の遺志を継ぐ者」は、平凡なサラリーマンが異世界で魔王の力を手に入れ、人間の圧政に立ち向かう物語です。孤独と絶望の中で生きていた主人公が、異世界で新たな目的と仲間を見つけ、圧倒的な力で敵を打ち倒していく姿は、読者に大きな興奮と感動を与えます。 全ての捕らわれたモンスターを解放し、異世界に平和を取り戻すため、健一の冒険は始まります。人間の残酷さに抗い、新たな魔王として異世界を救うための壮大な戦いの物語を、ぜひお楽しみください。

一部完|すべてを妹に奪われたら、第2皇子から手順を踏んで溺愛されてました。

三矢さくら
恋愛
「侯爵家を継承できるという前提が変わった以上、結婚を考え直させてほしい」 マダレナは王立学院を無事に卒業したばかりの、カルドーゾ侯爵家長女。 幼馴染で伯爵家3男のジョアンを婿に迎える結婚式を、1か月後に控えて慌ただしい日々を送っていた。 そんなある日、凛々しい美人のマダレナとは真逆の、可愛らしい顔立ちが男性貴族から人気の妹パトリシアが、王国の第2王子リカルド殿下と結婚することが決まる。 しかも、リカルド殿下は兄王太子が国王に即位した後、名目ばかりの〈大公〉となるのではなく、カルドーゾ侯爵家の継承を望まれていた。 侯爵家の継承権を喪失したマダレナは、話しが違うとばかりに幼馴染のジョアンから婚約破棄を突きつけられる。 失意の日々をおくるマダレナであったが、王国の最高権力者とも言える王太后から呼び出される。 王国の宗主国である〈太陽帝国〉から輿入れした王太后は、孫である第2王子リカルドのワガママでマダレナの運命を変えてしまったことを詫びる。 そして、お詫びの印としてマダレナに爵位を贈りたいと申し出る。それも宗主国である帝国に由来する爵位で、王国の爵位より地位も待遇も上の扱いになる爵位だ。 急激な身分の変化に戸惑うマダレナであったが、その陰に王太后の又甥である帝国の第2皇子アルフォンソから注がれる、ふかい愛情があることに、やがて気が付いていき……。 *女性向けHOTランキング1位に掲載していただきました!(2024.7.14-17)たくさんの方にお読みいただき、ありがとうございます! *第一部、完結いたしました。 *第二部の連載再開までしばらく休載させていただきます。

婚約者が私以外の人と勝手に結婚したので黙って逃げてやりました〜某国の王子と珍獣ミミルキーを愛でます〜

平川
恋愛
侯爵家の莫大な借金を黒字に塗り替え事業を成功させ続ける才女コリーン。 だが愛する婚約者の為にと寝る間を惜しむほど侯爵家を支えてきたのにも関わらず知らぬ間に裏切られた彼女は一人、誰にも何も告げずに屋敷を飛び出した。 流れ流れて辿り着いたのは獣人が治めるバムダ王国。珍獣ミミルキーが生息するマサラヤマン島でこの国の第一王子ウィンダムに偶然出会い、強引に王宮に連れ去られミミルキーの生態調査に参加する事に!? 魔法使いのウィンロードである王子に溺愛され珍獣に癒されたコリーンは少しずつ自分を取り戻していく。 そして追い掛けて来た元婚約者に対して少女であった彼女が最後に出した答えとは…? 完結済全6話