今宵は遣らずの雨
★第7回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
小夜里は代々、安芸広島藩で藩主に文書を管理する者として仕える「右筆」の御役目を担った武家に生まれた。
十七のときに、かなりの家柄へいったんは嫁いだが、二十二で子ができぬゆえに離縁されてしまう。 婚家から出戻ったばかりの小夜里は、急逝した父の遺した「手習所」の跡を継いだ。
ある雨の降る夜、小夜里は手習所の軒先で雨宿りをする一人の男と出逢う。 それは……「運命の出逢い」だった。
※歴史上の人物が登場しますがすべてフィクションです。
小夜里は代々、安芸広島藩で藩主に文書を管理する者として仕える「右筆」の御役目を担った武家に生まれた。
十七のときに、かなりの家柄へいったんは嫁いだが、二十二で子ができぬゆえに離縁されてしまう。 婚家から出戻ったばかりの小夜里は、急逝した父の遺した「手習所」の跡を継いだ。
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初音の母親の千都世って、小夜里の嫂だった人?
だとしたら民部こと長賢が、初音の両親を呼び寄せたのも納得。
どちらも小夜里と鍋次郎の命の恩人だもの。
すると……小夜里の兄も種無しだったってこと?(佐伯家が『遠い国からの物語』の佐伯家と同じだとしたら、養子を取ったのかな?)
えむ3さま
何度も読んでくださってありがとうございますm(_ _)m
一応、実在の人物なので、史実どおりにということで…(~_~;)
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