VOICE ―欠けた僕らの世界―
第1回児童書大賞 参加中!
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誰もが心を読み合う世界で、菊田春樹だけは人の心が読めない『欠陥品』として孤独に生きていた。
『欠陥品』と呼ばれてきた春樹は、代わりに人の感情を色として見ることができる能力があった。
怒りは赤、悲しみは青、嘘は黄色。けれど、色が見えることと心が分かることは違い、春樹は何度も人の気持ちを読み違えてきた。
そんな春樹の前に、ある日、転校生の武内絵美が現れる。
彼女は教室中に向かって、堂々と言い放った。
「うち、人の心は読めへんので」
初めて出会った、僕と同じ『欠けた人』。
心が読めない少年と、言葉を大切にする少女。
欠けたままの二人が、声を交わしながら、分かり合うことの本当の意味を知っていく。
『欠陥品』と呼ばれてきた春樹は、代わりに人の感情を色として見ることができる能力があった。
怒りは赤、悲しみは青、嘘は黄色。けれど、色が見えることと心が分かることは違い、春樹は何度も人の気持ちを読み違えてきた。
そんな春樹の前に、ある日、転校生の武内絵美が現れる。
彼女は教室中に向かって、堂々と言い放った。
「うち、人の心は読めへんので」
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