私の恋文で聖女に求婚した王太子殿下、もう一行も代筆しません
『あなたが言葉を失った日にも、帰ってこられる場所でありたい』
七年前、侯爵令嬢クラウディアが婚約者フェリクス王太子へ贈った恋文。その一節を、殿下は聖女への求婚に使った。
十年間、演説も親書も外交書簡も彼の名で書いてきたクラウディアは、婚約指輪を返し告げる。
「以後、殿下のお名前では、もう一行も書きません」
彼女が筆を止めた翌朝、王太子の言葉と、彼を支えてきた王家の秘密が崩れ始める。
名を消されてきた書き手が、自分の言葉と人生を取り戻す異世界恋愛。
全11話+後日談。完結まで予約投稿済みです。
七年前、侯爵令嬢クラウディアが婚約者フェリクス王太子へ贈った恋文。その一節を、殿下は聖女への求婚に使った。
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「以後、殿下のお名前では、もう一行も書きません」
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