五つの光芒、三稜鏡の旧都にて
未来の異世界を舞台に、神秘と人間が交錯するファンタジー。
東の大地に位置するその街が廃都と化してから、何世紀も経った。とてつもなく長い時間をかけて復興し、今はひっそりと文明が栄えている都市国家。それを形作るのは、5人の「色相の支配人」と、「色相の騎士」だった。
光の三原色である赤、青、緑、そして黒と白。5色を担う支配人たちは、神から与えられた力を行使することでそれぞれの色の存在を保証し、属する現象を意のままに司ることもできる。
彼らには、絶対に破ってはならない「禁忌」があった。それは、街が荒んで滅びかけた原因にもなった、偉大すぎる神の力の代償。けれどとあるきっかけで、その禁忌と、人間らしさを秤にかけることになる…
世界の闇と光を操れるのは、名誉あるたった5人だけ。逆に言えば、何よりも重い責任と、取り返しのつかない失敗のリスクと隣り合わせなのである…
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