勇者の身体で目覚めた俺は、世界を救うために最後の修理をする【外伝】
魔王討伐を成し遂げた勇者レオン・アルヴェイン。
しかし、その身体で目覚めたのは、勇者ではなく、一人の修復師だった。
魔王の禁呪によって魂を入れ替えられた修復師カイルは、勇者としての記憶を与えられ、自分が何者なのかさえ忘れていた。
やがて真実を取り戻した彼は、勇者の身体に魔王復活の核が宿っていることを知る。
王都を救うには、その身体ごと核を破壊しなければならない。
そして、聖剣を扱えるのは、修復師の身体に閉じ込められた本物の勇者だけだった。
壊れたものを直すことを生業としてきた男が、最後に選んだ仕事とは何だったのか。
これは、勇者殺害事件の裏側に隠されていた、もう一人の主人公の物語。
本作は『勇者を殺した罪で処刑される俺、本人が傍聴席に座っているんだが』の外伝短編です。本編の真相に触れる内容を含みますが、単独作品としてもお読みいただけます。
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