捨てられ王子は最果てで拾われる

 先日までは正妃の生んだ第一王子のヒューバートで王太子であったが、後ろ盾の正妃と祖父が亡くなった。
 そこで台頭してきたのは、側妃だった現王妃と、王妃を輩出した侯爵家である。
 もとより力のある侯爵家が、王家の威光も得た事で、新当主となった叔父は早々に元側妃の生んだ第二王子についた。
 叔父に見捨てられた廃太子を、他国へ王配として放逐するのもよくある話。
 行き場のないヒューバートに手を差し伸べたのは、最果ての国であるマカン国の第一王女だった。というお話


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