透明な檻の中で

新上鏡也(にいがみきょうや)
寡黙で世話焼き。
父親が大学教師で父子家庭。
家庭環境が厳しく、理学療法士になる夢があったが、大学在学中にお世話になった教授の勧めで、教師の道に進む。
28歳、体育教師。


佐野伊月(さのいつき)
感情を出すことが苦手、家庭環境から痛さに慣れていて、自分を蔑ろにしがち。
父親は大企業の社長、母親は会社経営者。
父親と母親は再婚。
兄が2人いて、母親の連れ子。
過度な英才教育を受けていて、家庭内暴力を受けている。
生活を父親に全て管理されていて、ほとんど寝ずに勉強させられており、体が弱く低血圧気味で保健室に登校している。
家庭での過度な教育で、腕や首に締め付けられた跡がある。
それに気付いた鏡也が、過去の自分を見てるようで目をかけるようになる。


光井佐和
29歳。
美術の先生。
個性的でサバサバ女子。

小田切叶太(おだぎりかなた)
30歳。
保健室の先生。
柔和で優しい。生徒達の良き相談役。




 俺は高校生の時に、初めて人を好きになった。
でも、それは叶わなかった。
 あれから10年、俺は母校で教師になった。

「何の変哲もない寂れた日々に、光を灯してくれたのは、ある一人の生徒だった。」
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