【完結】神託に見捨てられた巫女
神殿の鐘が鳴る朝、巫女見習いの少女・澪は最後の試練に臨んでいた。 清き地・白鷺京で、神の声を媒介できれば、正式な巫女として名を刻まれるはずだった。
だが、儀式の最中──上巫女・綾音の告げた神託により、澪は「穢れを呼ぶ者」として追放される。 婚約者の神官・宗真は沈黙し、民は冷笑し、神は何も語らなかった。
すべてを失った澪は、封印地で“焔鬼”と契約を交わす。 穢れを受け入れ、焔を宿した彼女は、焔巫女として神殿へと舞い戻る。
これは、神に見捨てられた巫女が、鬼神に選ばれ、 祈りと焔で世界を焼き直す物語。
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