ただいま、婚約者に反抗期中でございます。
手入れの行き届いた長い髪は黒く、すらっとしたアイラの体型によく似合っている。切れ目はどこかきつい印象を与えるが、よく笑うアイラはかわいらしい。喋らなければ人形のように綺麗であるのに、一度口を開けばコロコロと表情を変える。そのギャップがかわいらしいと思う。今年で17歳となるアイラはミツナより1歳上なのだが、ミツナはどこか妹のように思っていた。
だからだろう。巻き込まれるとわかっていながらも、甘くなってしまうのは。
「…それで、何を思いつかれたのですか?」
「え?聞いてくれるの!?」
「聞くだけなら」
ミツナの言葉にアイラは目をキラキラさせる。
「あのね、押してだめなら、引いてみろ、を実行してみようと思うの!」
だからだろう。巻き込まれるとわかっていながらも、甘くなってしまうのは。
「…それで、何を思いつかれたのですか?」
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「聞くだけなら」
ミツナの言葉にアイラは目をキラキラさせる。
「あのね、押してだめなら、引いてみろ、を実行してみようと思うの!」
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