乙女ゲーム世界の負け侯爵、〔目隠し皇女〕の魔術教師となる ~かつて主人公に攻略されなかった負けヒーロー、皇女殿下の魔術教師を任されてしまう~
「これは乙女ゲームがトゥルーエンドを迎えた後の物語」
クーロは乙女ゲーム世界の攻略対象の一人であり、転生者だった。
当然のように主人公のエステルへ恋をしたが、彼女はメインヒーローのグレイと結ばれる。
結果、世界はトゥルーエンド√へと進行。
クーロとエステルが結ばれることは永遠になくなってしまう。
そして十六年の月日が流れ、クーロはやるせない気持ちを抱えたまま辺境貴族として怠惰な日々を過ごしていた。
しかしそこにグレイがやって来て、こう切り出す。
「娘の……シャノアの"教師"をやってほしい」
グレイとエステルの愛娘シャノアは、親譲りの強大な魔力を有していた。
だがその代償なのか――生まれつき視力がなかったのだ。
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