25時をこえても、君といたい。

24時ちょうどに訪れる、自分以外の存在が消える孤独な1時間、「25時」の世界。

そこで突然聞こえてきたのは、ひとりの少女の声だった。
姿は見えない、個人情報も伝えられない。
まるでこの世界が、僕らを試しているように。

僕と彼女は、声と心だけで繋がり、誰にも言えない秘密の時間を共有する。
しかし、この不思議な交流はいつまでも続かないかもしれないと不安に苛まれ始めたある夜。

僕は現実の世界で、彼女の姿を目撃する。
そして、運命の針が0時を指したとき――

25時をこえても君と過ごしたい。
これは、限られた時間の中で育まれた、奇跡のラブストーリー。
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