私の戦う理由 ~帰ってきた英雄はお義兄様~
あの『黒の厄災』と呼ばれる事件から、数か月が過ぎた時だった…。
「すまない、メア。君を迎え入れる事が出来なくなってしまった…」
主人公のメアは婚約者であるトマス・クレイソンから、入籍を延期する事を告げられた。
元々平民であるメアは貴族であるトマスとの婚約に乗り気ではなかったが、すでに子供がいたから承諾したようなものだった。
「必ず迎えにいくから!」トマスはそう言った。
彼は御家事情で結婚できなくなったようだった。そのため、すぐには難しいだろうとメアは思っていた。
だが…それから実に十年もの長い月日が流れてしまう…。
(このまま婚約は破棄になるだろうな…)もう十年なのだ、メアはそう思っていた。
私は今日も流され続けて生きてきたが…、それでもメアは娘のサラとそれなりに楽しく生活を続けていたのだ。
別にこのままでもいいかとも思っていた。
だが、そんな平穏を謳歌している二人の前に、再びあの時の怪物が現れたのだ…。
※R-15は念のために、タイトルは仮称です。
のんびり書いていければと思います。
「すまない、メア。君を迎え入れる事が出来なくなってしまった…」
主人公のメアは婚約者であるトマス・クレイソンから、入籍を延期する事を告げられた。
元々平民であるメアは貴族であるトマスとの婚約に乗り気ではなかったが、すでに子供がいたから承諾したようなものだった。
「必ず迎えにいくから!」トマスはそう言った。
彼は御家事情で結婚できなくなったようだった。そのため、すぐには難しいだろうとメアは思っていた。
だが…それから実に十年もの長い月日が流れてしまう…。
(このまま婚約は破棄になるだろうな…)もう十年なのだ、メアはそう思っていた。
私は今日も流され続けて生きてきたが…、それでもメアは娘のサラとそれなりに楽しく生活を続けていたのだ。
別にこのままでもいいかとも思っていた。
だが、そんな平穏を謳歌している二人の前に、再びあの時の怪物が現れたのだ…。
※R-15は念のために、タイトルは仮称です。
のんびり書いていければと思います。
目次
感想
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
貴方なんて大嫌い
ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と
いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている
それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる