それはきっと、薫風のように

いつも気づかないで通り過ぎていた小さな神社。今日はなんだかたまたま目に入った。彼女の脳裏に浮かんだのは最近体調を崩しているらしい昔の仲間。導かれるようにして彼女は境内に足を踏み入れた。
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