その断罪、証拠が三つとも嘘ですけれど――王太子殿下、最後まで証言なさいます?
卒業舞踏会で王太子から聖女毒殺未遂を告発された公爵令嬢エリカ。
並べられたのは、家紋入りの毒瓶、脅迫状、目撃証言――三つの証拠だった。
だがエリカは泣かず、宮廷書記官に正式な記録を求める。
「証拠は、三つございますのね?」
旧印章、二日前のインク、月のない夜。問いを重ねるほど共犯者の嘘は食い違い、公開断罪は王太子自身へ返っていく。
魔法に頼らない法廷ミステリ型ざまぁ。全3話完結。
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