固有スキル〈大食い〉のエドワールは、理不尽に攻略パーティーから追放されるも、モンスターの肉を喰らって最強の勇者に成り上がります。
ダンジョン中層に到達した祝いの宴の最中、エドワールは突如として、攻略パーティーのリーダー・剣士ハンスから追放を宣言される。
理由は、エドワールの固有スキル〈大食い〉が、あまりにも使い物にならないから。
穀潰しを養うほどの余裕は残されていない、というわけである。
「弱いくせに食意地だけは旺盛で、なんだか、あなたって、ひどく無能よね」
ひそかに想いを寄せる聖女クレナから、あげくの果てに、そんな言葉を吐き捨てられる始末。
ダンジョン中層に一人取り残されたエドワールは、仕方なく、出口を目指して奔走することに。
不幸にも飢えが極限に達し、瀕死寸前に陥ってしまう。そんな時ふと、ダンジョンの罠によってこんがり焼け死んたゴブリンの肉が目に入る。
こいつ、食えるんじゃないか? 試しにムッシャムシャ。
すると、たちまちレベルが爆上がり! おまけに強力な特殊スキルまでをも習得してしまう。
なんと固有スキル〈大食い〉は、モンスターを捕食することで莫大な経験値を得られ、さらにはモンスターの攻撃手段を特殊スキルとしてコピーすることのできる、最強のスキルだったのだ!
ここから、弱者エドワールの、無双復讐劇が幕を開ける。
もはや敵なしのエドワールは、偶然ダンジョンの出口で美女・エルネットと出会い、彼女を救うことになる。
どうやら、若い女だけが暮らす彼女の村に、突然カッパが現れ、身勝手な行いを繰り返しているのだという……。
※この作品はカクヨム様でも公開しております。
理由は、エドワールの固有スキル〈大食い〉が、あまりにも使い物にならないから。
穀潰しを養うほどの余裕は残されていない、というわけである。
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ダンジョン中層に一人取り残されたエドワールは、仕方なく、出口を目指して奔走することに。
不幸にも飢えが極限に達し、瀕死寸前に陥ってしまう。そんな時ふと、ダンジョンの罠によってこんがり焼け死んたゴブリンの肉が目に入る。
こいつ、食えるんじゃないか? 試しにムッシャムシャ。
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第6話のタイトル
機転でいいのでしょうか?
転機の間違いなのでは?どちらでも通じますけどね
コメントありがとうございます。
うっかりしていました。急いで『転機』に修正させていただきました。
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