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この世界の住民は十五歳になると、神の贈り物と呼ばれる神具を授かる。
辺境の地で生まれた少女リーティアもまた今年十五歳となり、夢にまで見た神具を授かるべく、協会に訪れ神に祈りを捧げる。
リーティアが授かった神具は自分の髪色に似た真っ赤な剣。
翌日また自分の神具を顕現させたリーティアだったが、全く知らない神具が顕現したことで大混乱。
神具は生涯で一つのみであり、複数授かった者はこの世界の歴史において、誰一人として存在しなかったからだ。
これは規格外の少女リーティアが、女子禁制の王国騎士団で男装騎士として成り上がっていく物語。
文字数 49,494
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.01
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