推し活するため、平民にならせていただきますわ!
レカファウロス王国の名門貴族の一人娘、フィリア=リル=クラネリア。とんでもないわがまま娘だった彼女にある日転機が訪れる。それは、実はフィリアに転成していたオタク女子大生の目覚めだった。
彼女は気づく。自分が目覚めたのは、生前大ファンだった乙女ゲームの中の世界であり、フィリアはその登場人物の悪役令嬢であるということを。そして、その世界には、自分の永遠の再推しである一人の青年がいることを。けれど、喜んだのもつかの間。フィリアはすでにこの国の王子と婚約してしまった後だったのである。王子の妃などになってしまえば、もう二度と推しを見ることができない……。そう絶望したフィリアは、ある一つの結末にたどり着く。
「主人公にハッピーエンドにたどりついてもらって平民になればいいんだ!」
推しを見たいがために、悪役に徹することを決めた彼女。しかし、なぜだか事態はおかしな方向へ突っ走る。はたして彼女は無事に婚約破棄され、安心して推し活をすることができるのか?「そんなのこっちが聞きたい」が口癖の清く正しいオタクが紡ぐ物語。これは、そんな感じの話である。
※小説家になろうの方でも同内容の作品を掲載しています
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