(約)140字のファンタジー

   * * *

 魚を模した提灯に火を灯すと、やがてふわりと宙に浮く。

 宵闇の中、ひらひらと白いヒレを泳がせて、明かりにつられてやってきた虫をぱくりぱくりと飲み込んでゆく。

 虫の背には人の目鼻のような模様。

「あの世にも行けない魂は、人に害をなすからね」

 次々放たれる魚提灯が、夜の闇を埋めてゆく。

   * * *

こんな感じで。
twitterの #ついのべ タグにて書いていたものです。(エブリスタさんにも掲載中)
オチはあったりなかったり。1話完結。
たまに140字を超えてますが、まあそういう時はお得だと思って。
平日更新予定。
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